ジャッキーは、機械ジャッキーと油圧ジャッキーの2種類があり、動作原理がそれぞれに異なっている。原理によると、油圧ジャッキーは、パスカル原理に基づくもので、即ち、液体のあちこちにかかっている単位面積当たりの圧力が同じである。これてバランスが取れているシステムにおいては、小さいほうのピストンにかかる圧力が弱いに対し、大きいほうのピストンにかかる圧力が強い。それにより、液体の静止が保たれている。その為、液体による伝達を受け、異なる端に異なる圧力がかかることにより、変換という目的が達成できる。よく見かけている油圧ジャッキーは、この原理により力の伝達を実現しているものである。機械ジャッキーでは、機械原理を利用し、レバーの操作を繰り返すことにより、ラチェットが回され、小さいほうのテーパギヤが大きいほうのテーパギヤを回すことにより、スクリューが回転する。それでラムが上昇したり、下降したりし、重量物を押し上げる。但し、油圧ジャッキーのように簡単なものではない。